Excelで絵しばいをつくろう:操作手順の説明

Excelで絵しばい( 操作手順 まずは作ってみよう)

●● 操作手順についての説明 ●●

図形を取り込む方法を知ろう

EXCELには多種、多様な図形が豊富に用意されています。特にOffice2019になると沢山あります。これを利用して”絵しいばい”を作成する楽しみが増えます。図形を取り込む方法には以下の7つの方法が考えられます。

  1.  オートシェープを挿入
  2.  画像を挿入
  3.  アイコンを挿入
  4.  3Dモデルの挿入
  5.  ワードアートの挿入
  6.  スクリーンショットからの挿入
  7.  自作の画像を挿入

①オートシェープを挿入

オートシェープの種類は138個あります。以下はオートシェープを取り込む手順を示しております。下図の例は、Office2019のメニュー画面です。

②画像を挿入

写真などを含む画像を取り込みます。2つの取り込み方法があります。1つはご自身のパソコンに存在する画像を取り込む方法です。2つ目はBingが保持するWeb上の画像を取り込む方法です。

1つ目の方法 このデバイスから画像を挿入します。以下に取り込む手順を示しております。
2つ目の方法 オンライン画像から挿入します。以下に取り込む手順を示しております。

飛行機のグループが表示された。

③アイコンを挿入

Office2019よりアイコンを挿入することができるようになりました。以下はアイコンを取り込む手順を示しております。

④3Dモデルの挿入

Office2019より3Dモデルを挿入することができるようになりました。2つの取り込み方法があります。1つはご自身のパソコンに存在する画像を取り込む方法です。2つ目はBingが保持するWeb上の画像を取り込む方法です。

1つ目の方法 このデバイスから画像を挿入します。以下に取り込む手順を示しております。

2つ目の方法 オンライン3Dモデルのストック画像から挿入します。以下に取り込む手順を示しております。

動物のグループが表示された。

⑤ワードアートの挿入

ワードアートを変化させると面白い動きをします。以下はワードアートを取り込む手順を示しております。

⑥スクリーンショットからの挿入

画面全体をコピーしてしまう機能です。瞬時に行われます。Web上の画面をコピーして取り込むこともできます。以下はスクリーンショットの使い方の手順を示しております。このやり方の詳細は別の所で説明しています。

⑦自作の画像を挿入

オートシェープのフリーフォームを利用し目的の画像をトレースして画像を完成させます。このやり方の詳細は別の所で説明しています。

                              このページのトップへ

まずは ”絵しばい” を作ってみよう

★ 空白のシートを選択して下さい

空白シートを開きました。

★ これから移動さなどせる図形をこのシートに配置して下さい。

ツールバーの「挿入」⇒「図形」タブをクリックします

★ 図形が挿入されました

図形が挿入されました。

★ 選択した図形を移動図形の対象として認識させる為、図形を登録をします

「図形の登録ボタンをクリック”します

★ 移動設定シートにこの図形を登録するか、しないかの案内が表示されます。

“OK”ボタンをクリックして登録しましょう

★ 図形名が”移動設定”シートに書き込み保存されていることを確認します。

図形保存を選択した場合”移動設定”シートに書き込まれます。

★ 次に移動節点を決めます。ここでは移動節点を5か所作成します。

任意のセルを選択し「移動節点にする」ボタンをクリックします。順次移動節点番号を決めていきます。

★ 順次、移動節点を決める案内が表示されます。1番から順に番号を決めて行きます

任意のセルを選択し「移動節点にする」ボタンをクリックし1番から5番まで決めていきます。

★ 移動節点の入力が完了したら次に移動経路に線を引いて見ましょう

「移動経路に線を引く」 ボタンをクリックします。

★ 移動経路に線がひかれました。

移動経路に線が引かれています。

★ 次に図形移動ボタンをクリックします

「図形移動」 ボタンをクリックします。

★ ”OK” ボタンをクリックします

“OK”ボタンをクリックします。

★ この時点で図形を移動させることができます。

下段の▲マークをクリックして下さい。動画で図形移動を開始していることが確認できます。

★ 目障りな移動経路の直線を削除しましょう。

「移動経路の線を削除する」ボタンをクリックしますと、移動経路の直線が削除されます。

★ 移動経路の直線が削除された

移動経路の直線が削除されまし。

基本的にこの設定だけで図形を移動させることができます。後は見え映えを良くするため、色々な設定をして行きます。もう少し進めてみましょう。図形に色を付けます。更に図形に回転を与えるように設定してみましょう。

★ まずこの時点での移動設定シートの状況を見てみましょう

移動設定シートの状況を見てみる。

実際の応用となりますと、図形名を変えたり、シート名を変えたりします。

★ 次に移動設定シートに”色”と”回転”を設定してみよう

“色”と”回転”の設定をする。

★ ”色”と”回転”を設定したら図形を移動させてみましょう

「図形移動」 下段の▲マークをクリックして下さい。色の変化と図形の回転していることが確認できます。

慣れてきたら他の設定をして試してみましょう。最初のうちは沢山やってみることです。失敗したら移動設定シートの 「このシートのデーターをクリア」 ボタンをクリックして最初からやり直すことです。

作品に自身が持てたらそこで作品を移動設定登録シートに保存することです。登録する前に下記のことに注意して下さい。

  • シート名はなるべく作品名にすることです。シート名の変更はEXCELの下段に示されるシート名にカーソルを当て右クリックします。ダイアログボックスから”名前の変更(R)”を選択し新しい名前に変えます。登録が済んだ後で名前を変えると不整合になります。ご注意下さい
  • 図形の名前は分かりやすい名前に変えましょう。マクロメニューの中の「図形の名前を変更する」 ボタンをクリックして新しい名前に変えられます。登録が済んだ後で名前を変えると不整合になります。ご注意下さい。
  • “絵しばい”は作品名が必要です。マクロメニューの中の 「絵しばいのタイトルを決める」 ボタンをクリックします。絵しばいのタイトルを移動設定シートに登録します。絵しばいのタイトルは保存後、呼び出すのに都合が良いのです。
  • “絵しばい”の作品が完成しましたら移動設定登録シートに保存します。登録方法は移動設定シートの中にあるマクロメニュー 「この図形データーを保存します」 ボタンをクリックして保存します。保存が完了すると、移動設定シートはクリアになります。

                              このページのトップへ

”絵しばい” 操作手順のまとめ

  1. 最初に何を移動対象にするか 図形を決めます。 図形はツールバーのメニュー 「挿入」 ⇒ 「図形」 でオートシエプが選択できます。 また「挿入」 ⇒ 「図」 で外部からピクチュアーを選択できます。 また「挿入」 ⇒ 「ワードアート」 で文字列も挿入できます。また”手作り画像を保存”シートから図形をコピーして貼り付けします。配置した図形を移動させるにはパソコンに認識させなければなりません、「図形の登録」ボタンをクリックして”移動設定”シートに登録書き込みします。図形は挿入しますと、自動的に図形名と番号が付けられます。また図形はシート毎に保持されます。この図形名を自分の好きな名前に変更することができます。「図形の名前を変更する」ボタンをクリックして新しい図形名に変えられます。
  2. 図形を移動させる経路を作成します。 まず移動させる位置のセルを選択します。次に「移動節点にする」ボタンをクリックします。各節点の番号を順に入力要求されるメニューが表示されます。番号を入力して節点を決めて行きます、以下順番に同様です
  3. 図形の移動経路は矢印付き直線で確認することができます。 「移動経路に線を引く」 ボタンをクリックすることに依り、表示され確認することができます。また必要でなくなった場合、「移動経路の線を削除する」ボタンをクリックすることに依り、線を削除することができます
  4. この時点で図形を移動させることができます。 「図形移動」 ボタンをクリックしますと図形の移動が開始されます。 これとは別に 「図形の表示と非表示」ボタンをクリックし図形名を選択しますと、表示と非表示を切り替えることができます。
  5. この絵しばいの名称(タイトル)を決めます。 「絵しばいのタイトルを決める」 ボタンをクリックします、同じ名前は拒否されます、独自の名前を決めて下さい。
  6. ”移動設定”シートを開きます。 各選択指定できる項目を選んで移動させる図形の動きを考えながら設定して行きます。 何回も繰り返すことによって図形移動が完成します。また項目で”指定できる”は選択して変更することが可能です。
  7. 移動図形以外の図形も周りに配置します。見栄えを良くします。このシートにどんな図形が存在するのかを知りたい時は、「シート上の図形名を表示」ボタンをクリックします。シート全体の図形名が表示されます。
  8. 完成したら ”移動設定”シートの「この図形データーを保存します」 ボタンをクリックして、”移動設定を登録”シートに保存します。 保存されますと、「登録保存図形を移動」ボタンをクリックすることにより、図形移動を再現できます。この方法は”単体図形”として認識されます
  9. 次に複数図形の移動について説明します。 複数図形移動とは複数の図形を同時に移動させることです。最大5個まで移動可能となります。 複数図形として認識させるため、「複数図形移動節点にする」ボタンをクリックして移動経路を順に作成して行きます。複数図形移動を作成する場合は最初が肝心です。マクロの制御構造上各節点間の距離は同じ程度にしなければなりません、全く同じである必要はありませんが移動する位置が想定したよりずれてしまうからです。ですから残りの4個の図形移動を考慮しなら決めて行きます。
  10. ”移動設定”シートで各設定を行います。完成しましたら「この図形データーを登録保存します」ボタンをクリックして図形データーを保存します。
  11. 複数図形移動の実現は”移動設定を登録”シートに保存された複数図形データーを呼び出すことにより実現します。「登録複数図形の移動」ボタンをクリックして呼び出し複数図形の移動が開始されます。複数図形移動については制限があります。図形は最大5個まで可能です。但し登録保存するのは5個を超えてもかまいません、単体図形移動え実現していた”演出用図形”は反映されません。

                              このページのトップへ

Excelのリボンを最小表示にする、又は戻す。

”絵しばい”を活用するのにExcelの画面を最大表示にした方が効果的です。画面上段の”リボンの最小化”ボタンをクリックしますと最小化表示に変わります。もう一度クリックしますと元に戻ります。

                              このページのトップへ