Excelで絵しばい 図形を加工する方法を知ろう( 図形の編集 )

★ コピーと貼り付けと切り取り

  1. コピー、貼り付け、切り取り、はパソコン操作の基本です。
  2. 選択ボタンはツールバーの”ホーム”タブにあります。
  3. コピーを実行しますと、バックグランドで保持されるようになります。貼り付けが可能状態になります、貼り付け先は他のアプリケーションにも通用できます。別の方法もあります。コピー対象にマウスを当て、マウスを右クリックをしますとコピー機能が表示されます。

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★ オートシエイープの挿入及び頂点編集

  1. ツールバーの挿入タブをクリックします。
  2. 図形ボタンをクリックします。
  3. オートシエイープの図形の種類が表示されます。
  4. 適当な図形を選択します(ここでは円)
  5. 表示された図形をクリックします。
  6. 描画ツール書式タブが表示されます。
  7. ここで図形の塗りつぶしで、塗りつぶしなしにします。
  8. 枠線も黒にしました。
  9. 頂点編集の操作は別の方法でもあります。図形にマウスを当て右クリックします。同じ様に ”図形の編集”メニューが表示されます。どちらでも同じです。
  10. 図形編集用メニューが表示されます。
  11. ここで頂点の編集(E)項目をクリックします。
  12. 頂点編集用図形が表示されます。頂点編集する場合は図形を拡大しておくと編集が容易です。
  13. 黒印にマウスを当てドラッグします。図形は変形します。また新しく黒印を追加して変形させることもできます。
  14. この方法で好みの図形を作成します。
  15. 最も適した頂点編集用図形は”フリーフォーム”図形だと思います。
  16. この”フリーフォーム”図形を利用して外部から挿入した図形を下敷きにしてトレースをするとリアルな図形が作成できます。

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★ オートシエイープのグループ編集

  1. ツールバーの”挿入”タブから”図形”を選択します。
  2. 複数の図形を選択します。(例、円、4角形、3角形)
  3. この3個の図形の塗りつぶしと枠線の色を変更します。(例 塗りつぶしなし、枠線の色を黒に)
  4. 3個の図形をアクティブにします。 シフトキーを押したまま3個の図形をクリックします。
  5. 3個の図形がアクティブな状態で(シフトキーを押したまま)ツールバーの”書式”タブをクリックします。
  6. ”書式”タブの中の”グループ化”ボタンをクリックします。
  7. グループ化メニューが表示されます。
  8. グループ化(G)メニューをクリックします。
  9. 3個の図形がグループ化されました。
  10. グループ化とは3個の図形が1個のかたまりの図形として扱われるのです。
  11. グループ化された図形が複数あったとします、更にそれをまとめて1つのグループとして扱うこともできます。その場合グループとして扱われるのは1つです。
  12. グループを再度構築したい場合、グループを一旦解除し、再度組みなおしすることもできます。
  13. 複数のグーループを重なる時、上下関係の位置を変える必要がある場合は”背面に移動”、”前面に移動” のボタンで調整します。同様に一般の図形においても図形が重なる時、上下関係を調整する必要があります。

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★ オートシエイープの3_D編集

  1. オートシエイープの3_D編集とはどういうことか理解しましょう。
  2. ツールバーの”挿入”タブから”図形”を選択します。
  3. 図形をクリックします。
  4. 描画ツール書式が表示されます。
  5. ”図形の効果”メニューをクリックします。
  6. 図形の効果の種類が表示されます。ここの3-D回転(D)にカーソルを合わせますと
  7. 更に図形回転の種類が表示されます。
  8. この図形回転の種類の最終下段に3-D回転オプション(R)をクリックしますと
  9. 図形の書式設定のメニューが表示されます。
  10. 回転 X(X)、Y(Y)、Z(Z)項目の右側のアイコンをそれぞれをクリックしてみて下さい。図形の回転様子が見られると思います。
  11. これが図形の3-D回転です。”絵しばい”のマクロで利用しています。マクロで図形本体の微小な動作を3-D回転で与えます。実際に選択する場合は図形にマッチした動作に合わせる選択をします。

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★ スクリーンショットの操作

  1. 図形を加工する上で便利な機能があります。スクリーンショットの操作です。必要な図形だけをカット加工して得ることです、この方法は他にもあります。ペイント機能を利用した図形編集操作です。
  2. ツールバーの”挿入”タブをクリックしますと ”スクリーンショット”というメニューがあります。
  3. この操作を行う前に準備が必要です。只今現在開いているアプリケーションが対象となるからです。インターネットから図形を取得する例で紹介します。
  4. インターネットを開きます。”金魚”という文字で検索した画面です。
  5. EXCELのスクリーンショットボタンをクリックします。
  6. スクリーンショット下段に”使用できるウインドウ”と”画面の領域”が表示されます。
  7. ”使用できるウインドウ”欄に表示される項目をクリックしますとインターネットで表示されている全域がコピーされ貼り付けされます。
  8. ”画面の領域”欄に表示される項目をクリックしますとインターネットで表示されている画面が半透明で表示されます。ここで必要な領域を範囲で囲みマウスを離しますと、範囲で囲った領域がコピー貼り付けされます。
  9. これでスクリーンショットの操作は終わりですが、この図形を更に加工することができます。これは別項目 図ツールの操作 で説明します。

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★ 外部からの図形挿入操作

  1. スクリーンショットの操作でも外部から図形を取得することができますが、ここではファイルから図形を取得する方法を説明します。
  2. ツールメニューの挿入タブをクリックします。
  3. ”図”ボタンをクリックします。
  4. ご自身のパソコンに保存されている図形の元となるデーターがあります。ここでは年賀用のソフトから図形データーを取得します。”図の挿入”ダイアログが表示されます。
  5. お好みの図形をクリックして”挿入”ボタンをクリックしますと、今開いていシートにコピーされます。図形名は”Picture21”となりました。図形番号は自動的に付けられるようです。お勧めは独自の名前に変更することです。
  6. 図形データーとして、保存したいのであれば図形の名前を変え、”手作り画像を保存”シートに再び貼り付けします。名前を変更するには、マクロ”図形の名前を変更する”ボタンで実行できます。

★ 描画ツールの操作

  1. オートシエイ-プをクリックしますと、自動的に”描画ツール”が立ち上がります。
  2. ここではオートシエイ-プに関連する編集ができます。個々の機能については省略します。

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★ 図ツールの操作

  1. 外部から図形データーを取得し、図形データーをクリックしますと”図ツール”タブが起動します。このツールで図形の加工ができます。スクリーンショットで得た図形も加工できます。
  2. ⑤のスクリーンショットの操作でインターネット画面から得た図形データーを加工してみます。画面全体を得たので、そこから必要な図形を取り出す方法です。まず図形をクリックしますと”図ツール”タブが起動します。
  3. 必要な図形を取り出すにはトリミングをします。”図形ツール”タブの右端にある”トリミング”ボタンをクリックします。
  4. 図形の角に ¬ マークが表示されます。この ¬ マークを移動させて、必要な図形に合わせます。図形以外のセルを選択しマウスを離した瞬間トリミングが完成です。見た目は独立した図形に見えますが、まだバックでは全体図がくっついているのです。
  5. この後、図ツールの左側にある”図の圧縮”ボタンをクリックして完全な独立した図形にします。
  6. 更にこの後、図形の背景の削除と見え映えの調整を行います。トリミングが終わった図形をクリックします。図ツールが起動します。
  7. 図ツールの左端にある”背景の削除”ボタンをクリックします。
  8. 背景削除のタブが表示されます。背景が赤紫色に表示されます。必要な図形には完全になっていない為、修正が必要です。4角で示される線をずらしながら必要な図形にします。それぞれの修正機能を利用して微調整します。変更保持ボタン押して完成です。
  9. この後、図ツールの”修正”ボタン、”アート効果”ボタンなどで示される機能を利用して図形の見え映えを良くします。感想としてなるべく取り出しやすい図形を選ぶことが重要です。

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★ ペイント機能を利用した図形編集操作

  1. スクリーンショットの操作と似ているのですが昔からある操作方法です。
  2. 前準備が必要です。アプリケーションの”ペイント”を立ち上げましょう。どのパソコンにも存在するはずです。下図に”ペイント”を常時使用できるようにアプリケーションの起動手順を紹介します。
  3. 次はキーボードの操作です。キーボードの上段にファンクションキーがあります。その中で ”PrtScr” というボタンがあるはずです。これはプリントスクリーンという意味で、ボタンを押した時点で、今開いている画面がそっくりコピー状態になるのです。スクリーンショットとにています。ですから、インターネットで開いている状態でこのボタンを押しますと、その画面全部がコピー状態になります。貼り付け先は、アプリケーションが異なっても可能です。
  4. 一方でペイントのアプリケーションを起動しておいてペイントを開き上端にある貼り付けボタンをクリックしますと貼り付けされます。
  5. キーボードの上端左にある”Esc”ボタンを押しで貼り付けモード解除します。次に必要な部分を4角で囲みます。
  6. 今度は必要な部分を囲った分を切り取りしましょう。切り取りボタンを押すと切り取られ後が空白になります。切り取った後、ペイントから離れるのですが、ペイントのアプリケーションは必要ないので、ペイントから抜ける時、保持するか否かを聞かれるので、”キャンセル” ボタンを押して回避します。
  7. 次はExcelの画面に戻ります。 シートを開き貼り付けボタンを押しますと、貼り付けの完了です。
  8. この後、図形を加工する手順は、⑧の 図ツールの操作 と同じです。

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★ ”絵しばい”を動画に変換する操作

  1. ExcelとPowerPointを連携することに依り、”絵しばい”を動画に変換することができます。但しPowerPointのバージョンは2013,2016,2019可能となります。それ以下では動画に変換する機能がありません。
  2. まず動画に変換したい”絵しばい”のあるExcelを立ち上げておき、動画に変換する対象のシートをアクティブにしておきます。更にPowerPointも立ち上げておきましょう。
  3. PowerPointの画面で挿入 =>描画ツール書式 =>画面録画の順に操作します。
  4. 画面録画のボタンがクリックされますとExceの画面に移ります。画面は半透明状態で動画録画用パネルが表示されます。録画範囲選択待ちの状態です。以下に各ボタンの機能を説明します。
  5. マウスで録画したい範囲を囲みますと、赤の点線でボックスが表示されます。
  6. 赤色の録画ボタンをクリックしますと録画を開始します。途中で停止したい場合は ①の一時停止ボタンをクリックします。録画を終了したい場合は②のボタンをクリックします。別の方法で終了したい場合は「shift + window + Q」ボタンを同時に押します。
  7. 録画が終了しますとパワーポイントの画面に移ります、今まで記録された録画を見ることができます。三角ボタンをクリックしますと動作を開始します。また動画の編集も可能です。
  8. 録画に名前を付けて動画に変換します。録画画面上で右クリックしますと、録画編集用パネルが表示されます。メデイアに名前を付けて保存(M)を選択します。
  9. メデイアに名前を付けて保存ダイアログボックスが表示されます。ここで絵しばいのファイル名を付ければ完成です。
①録画ボタン録画の記録を開始します。ボタンのアイコンが変わります。下図に示す一時停止ボタンに切り替わります。
②停止ボタン録画を開始しますと記録所間が表示されます。録画を終了したい場合はこのボタンをクリックします。
③選択の領域ボタン録画を開始する前に録画範囲を指定します。
④オーデイオ ボタン音声を記録したい場合に使用します。パソコンに内蔵されているスピーカーに音声が記録されます。録画と同時進行です。
⑤ポインターの録画ボタンマウスのポインターを録画するか、しないかを指定します。

マウスで録画したい範囲を囲みますと、赤の点線でボックスが表示されます。

赤色の録画ボタンをクリックしますと録画を開始します。途中で停止したい場合は ①の一時停止ボタンをクリックします。録画を終了したい場合は②のボタンをクリックします。別の方法で終了したい場合は「shift + window + Q」ボタンを同時に押します。

録画が終了しますとパワーポイントの画面に移ります、今まで記録された録画を見ることができます。三角ボタンをクリックしますと動作を開始します。また動画の編集も可能です。

録画に名前を付けて動画に変換します。録画画面上で右クリックしますと、録画編集用パネルが表示されます。メデイアに名前を付けて保存(M)を選択します。

メデイアに名前を付けて保存ダイアログボックスが表示されます。ここで絵しばいのファイル名を付ければ完成です。

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